卒業生の声
「若い時の苦労は買ってでもせよ」という諺ご存知ですか。ネット時代, 自分の心地よさという狭い世界に自閉しがちです。君がその一員である現実世界の豊かさとの出会いなしに、君の生は豊かになりません。新しいものとの出会いが君に、自らを吟味反省させ、君自身の内側から謙遜と勤勉をもたらします。寮生活での友と寮父母との交わりは君の可能性を豊かに広げるでしょう。聖書という歴史の審判を経た書物を中心にした生活は世界の豊かさと深さを知らせるでしょう。(K.C.)
違う大学や学部、またさまざまな興味関心をもつ学生と生活を共にすることは、他ではめったに味わえない貴重な経験でした。また日曜日の聖書講義や読書会などをとおして、大学での専門の学びとはちがった「人生のための学び」ができたことは一生の財産です。わたしの場合、寮との出会い、寮での出会いによって人生の方向づけが定まったといっても過言ではありません。似た者同士ばかりが気楽につながれるようになった今日、いろんな人と日々ふれあう寮で学生時代を過ごすことの意義はますます大きくなっていると思います。(G.K.)