寮祭2024

  

 

 

講演は寮生の父兄の近藤惠さんとOBの土屋泰次さんにしていただきました。

近藤さんは映画「原発を止めた裁判長、そして原発を止める農家たち」に出演し、ソーラーシェアリングで発電と農業に取り組んでいます。その体験に基づいて「世界のエネルギー分散自立化に日本はどう追いつくか」という話をしてくださいました。ドイツや北欧のエネルギー生産や農業生産に対する態度があまりに日本のそれと異なっていることを知らされ、一同びっくり。

土屋さんは住友重機械工業株式会社で専務執行役員をしており、経営者の視点から「北欧視察旅行」という話をしてくださいました。これまた北欧の経営や企業運営の仕方が日本のそれとは全く異なっていることを知らされ、驚きの連続でした。

日本人の幸福度がどうして低いのか、その理由が分かった気がします。日本は現状維持を目指すばかりで、進取の気風がまるでない、何かを良い方向に変えようとする意志がない、そもそも良い方向がどっちなのかわかっていない。聖書には、預かったタラントンを地面に埋めて、「少しも減らしませんでした」と報告して主人から叱られる僕の話がありますが、今の日本は全くこの僕と同じなのですね。

ところで講演者の写真が一枚もとられていない。これは寮の写真担当者のミスです。どうもすみません。



寮生代表として前野君がスピーチしました。自分が寮生活を通じていかに成長したかを、具体例を挙げて一つ一つ説明してくれました。寮では意見が合わない人がいても、共に暮らし続けなければならない、だから異なる人を尊重する性質が養われていくという素晴らしい内容でした。

OBの木村護郎クリストフさんはアコーディオンの演奏をしてくださいました。アコーディオンの独特の音色に一同とても癒されました。

コーヒー好きの黒木君と近藤君は豆を挽いてコーヒーを入れてくれました。コーヒー好きのOBが多いので好評でした。



 

いつも食事を作ってくださる佐谷戸さんと平川さんが豪華な料理を作ってくれました。寮生の合屋君もケーキを焼きました。そのおいしさを伝えることができず残念です。


 


 


 



寮生の佐藤君と加藤君が非常に面白い漫才をやったため、雰囲気が一気に明るくなり、みんな笑顔です。残念ながらその漫才の写真もありません。申し訳ない。