沖縄平和研修旅行四日目(8月30日)

午前中は伊江島の平和資料館「ヌチドゥタカラの家」へ行きました。館長の謝花悦子さんは84歳。熱く平和への思いを語ってくれました。資料館には故阿波根昌鴻さんが集めた戦争時の物や写真がぎっしり。詳しく見てたら、三日はかかるでしょう。

伊江島の城山(タッチュウ)にも登りました。島の全貌が360度見渡せ、基地がよく見えます。風が吹き抜けて気持ちがいいのですが、四方が断崖なので高所恐怖症の私(寮長)は気持ち悪くなりました。

午後には、やんばるでシーカヤックに挑戦。海でしばらく練習したのち、マングローブのジャングルの中を流れる川に突入。自然観察のためのコースなのに、水かけっこをやりだし、インストラクターから叱られました。

 

午前は伊江島、午後はやんばるという強行軍でしたが、何とか乗り切りました。「ヌチドゥタカラの家」は謝花さんが年をとり、資金も不足がち。何とか支えなければと思わせられました。シーカヤックは、マングローブの枝をよけながら進むというスリリングな面と前の人と後ろの人の協力というチームワーク的な面、そして森林浴のような癒しの面があり、最高でした。

沖縄はこの頃がお盆で、伊江島の食堂はみな休み。昼は売店でカップ麺を食べました。