宿のご主人は、元ハイアットリージェンシーでパンを焼いていた方で、朝食のパンはまるでケーキのようでした。三番目の写真は、ダイニング。この宿は本当に素敵な宿です。
この日は本部港から水納島へ渡りました。ここは本島近辺で最も美しいビーチであるとの評判です。これらの写真ではその美しさはとてもお伝え出来ません。
夜は元寮長の太田さんご一家(沖縄在住)を招いて、宿でバーベキューをしました。夜遅くまで基地問題を話し合いました。
この日は、見た目とは裏腹に、いろいろと考えさせられる一日でした。例えば、水納島には最高に美しいサンゴ礁があり、色とりどりの魚がいるのに、泳ぎが許可されている区域はほんのわずかだけ。その理由は自然保護ではなく、ぶんぶん走る水上バイクやバナナボートの邪魔になるという商業的理由。そういうことは江ノ島でやってくれ、と言いたくなりました。
太田さんとの話し合いでは、基地に対する沖縄県民の態度は実に様々で、基地反対とか基地賛成とかいう単純な色分けができないということを学びました。沖縄が抱える悩みは、本当に深刻です。